- 2007-06-09 (土) 16:30
プロジェクト管理システム Trac を試してみました。CentOS4環境です。
必要なパッケージのインストール
1.Subversion インストール
Subversionがインストールされていない場合は、別途インストールします。TortoiseSVNによるファイルのバージョン管理 の前半と同様です。
2.RPMForge インストール
依存関係のあるパッケージを手動でインストールするのは面倒なので、yumを使います。CentOS4のデフォルトのyumレポジトリにはTracは含まれていないので、まずRPMforgeリポジトリをインストールします。
wget http://dag.wieers.com/rpm/packages/rpmforge-release/rpmforge-release-0.3.6-1.el4.rf.i386.rpm
rpm -Uvh rpmforge-release-0.3.6-1.el4.rf.i386.rpm
RPMforgeリポジトリをデフォルトでは無効にします。/etc/yum.repos.d/rpmforge.repo で enabled = 0 とします。
3.Trac インストール
続いてtracのインストール。
yum -y --enablerepo=rpmforge install trac
Trac 0.10.4 がインストールされました。必要に応じて日本語化も。
セットアップ
1.Subversionリポジトリの作成
Tracで使うリポジトリを作成します。今回は /var/svnrepos 以下に tractest という名前で作成しました。
svnadmin create --fs-type=fsfs /var/svnrepos/tractest
2.Trac プロジェクトの作成
Tracのプロジェクトを作成します。以下のコマンドを実行し、指示に従ってプロジェクト名、リポジトリへのパスなどを入力します。
trac-admin /var/lib/trac/tractest initenv
次にユーザの作成をします。ApacheのBasic認証が使われます。
htpasswd -c /usr/share/trac/trac.htpasswd ユーザ名
3.パーミッションの設定
tracのプロジェクトにWebサーバの実行ユーザ(私の環境ではapache)からアクセスできるようにします。
chgrp -R apache /var/lib/trac/tractest
chmod -R g+w /var/lib/trac/tractest
リポジトリのパーミッションですが、保存形式にFSFSを使っている場合はread権限のみあればいいようです。今回はそのまま。
4.Webサーバの設定
Tracに付属するtracdというwebサーバを使うこともできます。その場合は下記のコマンドで起動し、ブラウザから “サーバのアドレス:8000″ でアクセスできます。動作確認に使いました。
tracd -p 8000 /var/trac/project
今回はApacheを使います。tracをインストールすると /etc/httpd/conf.d/trac.conf に設定ファイルが作られるので、これを編集します。今回はVirtualHost機能を使って trac.example.com といったURLでアクセスできるようにしました。設定後apacheを再起動すれば、trac.example.com/tractest でアクセスできます。
/etc/httpd/conf.d/trac.conf
<virtualhost *>
ServerName trac.example.com
DocumentRoot /var/lib/trac
ScriptAlias /tractest /usr/share/trac/cgi-bin/trac.cgi
<location tractest>
SetEnv TRAC_ENV "/var/lib/trac/junya"
</location>
<location tractest login? ?>
AuthType Basic
AuthName "Trac"
AuthUserFile /usr/share/trac/trac.htpasswd
Require valid-user
</location>
</virtualhost>
上記は通常のCGIとして動かす例ですが、FastCGI、mod_pythonを使うことも可能です。FastCGIを使って設定する方法は 複眼中心 : Trac セットアップ が参考になります(いつもお世話になります)。
5.Tracパーミッションの設定
続いてTracのパーミッションを設定します。初期状態ではログインしていないユーザ(anonymous)にいろいろな権限が付与されているので、公開しないプロジェクトの場合は注意が必要です。
#設定されている権限の確認
trac-admin /var/lib/trac/tractest permission list
#anonymousユーザからすべての権限を剥奪
trac-admin /var/lib/trac/tractest permission remove anonymous *
#作成したユーザに管理権限を与える
trac-admin /var/lib/trac/tractest permission add ユーザ名 TRAC_ADMIN
その他の使い方などは、trac.example.com/tractest/wiki/TracGuid から確認できます。
- Newer: Canon EOS Kiss Digital X 買いました。
- Older: SpaceNavigator と Picasa
Comments:1
- ::how come:: 07-08-13 (月) 10:34
-
CentOS に Trac をインストール
たとえどんなに非ITな会社でも、個人的には Trac の恩恵にあずかれるに違いないと思いまして、CentOS5 に Trac をインストールしました。大体…
Trackbacks:0
- Trackback URL for this entry
- http://juyama.net/2007/06/09/44/trackback
- Listed below are links to weblogs that reference
- Trac導入 from juyama.net

